株式会社の増資手続きの必要書類とは?

株式会社の増資手続きをする場合は、出資者から払込を受けて新規に株式発行する有償増資である第三者割当増資と株主割当発行増資という2つの方法があります。
株主割当発行増資というのは、現在の株の割合に応じて既存株主に対して、平等に株式を割り当てる増資の方法です。
例えば、株主Aが100株で株主Bが50株で2:1の場合なら、増資する株の割り当てが株主Aが50株なら株主Bは25株になるといった割り当てになるということです。

一方の第三者割当増資というのは、現在の株の割合に関係なく既存の株主か第三者に対して株を割り当てるという増資の方法です。
例えば、株主Aが100株で株主Bが50株で2:1の場合であったとしても、株主Aに25株で株主Bに50株の割り当てができるというものです。
また、増資の際に既存株主以外の第三者が入る場合については、既存割当割合を守ることが当然できないので、現在の株の割合に関係なくなるのです。

ただ勝手に増資することができるのではなくて、先にも触れましたが手続きが必要で、その際には様々な必要書類を準備しなくてはなりません。
株式会社の増資手続きの必要書類としては、株主総会議事録・取締役決議書(取締役会設置の場合には取締役会議事録)・株主全員分の株式申込書があります。
また払込証明書も必要書類のひとつで、株式引受人の名前と払込金額が確認できるページ・通帳の表裏表紙・口座番号と支店名が確認できるページのコピーを合綴して各ページに会社代表印で割印を押します。
それから、資本金の額の計上に関する証明書と変更登記申請書も必要書類として準備することになりますが、印鑑登録証明書については不要です。

これらの必要書類を準備したら本店所在地を管轄する法務局で変更登記申請の手続きを行います。
申請手続きをして新しい登記簿謄本が取得できるまでは、約3〜14日程度の期間が必要になりますし、提出した書類に不備などがあると補正の対象となってさらに日数がかかってしまいます。
ちなみに変更登記申請は郵送でも可能ですが、補正があった時には法務局まで出向く必要があります。